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神奈川県茅ケ崎市「フレイルチェック」リポート

<神奈川県茅ケ崎市「フレイルチェック」リポート>

東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授が考案した「フレイルチェック事業」が2015年度から神奈川県茅ヶ崎市ではじまっています。これは、機構が千葉県柏市で行っている大規模高齢者虚弱予防研究「栄養とからだの健康増進調査」の知見を活かし、新たな介護予防活動の一環として推進しているプログラムで、現在、神奈川県茅ヶ崎市と小田原市、厚木市、千葉県柏市で実施中。本年度、茅ケ崎市では9箇所、各40名の参加者を募集しました。
11月10日に茅ケ崎市の松浪コミュニティセンターで開催された第6回には、定員を上回る40名以上が参加。高齢社会総合研究機構のフレイル予防研究メンバーである田中友規氏が講師を務め、フレイルとその予防方法について説明し、その後、市民ボランティア「フレイルサポーター」が中心となり、参加者の筋肉量や滑舌の良さ、足腰のバランスなどをチェックしました。
「フレイルチェック」は今後、東京都、福井県、福岡県、和歌山県等でもはじまる予定です。
参考:厚生労働省第2回在宅医療及び医療・介護連携に関するW G資料(2016年9月2日)
「地域サポート体制を基盤とした 早期からのフレイル予防戦略」
東京大学高齢社会総合研究機構教授 飯島勝矢
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000135472.pdf
frailty_chigasaki_1 松浪コミュニティセンターで、チェックシートなどの配布資料を準備するフレイルサポーター。2日間の研修を受けて登録した茅ケ崎市民の方々がサポーターになり、運営に当たっています。
frailty_chigasaki_2 高齢社会総合研究機構・フレイル予防研究メンバーの田中友規氏が「フレイル」について解説。
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(右上)自分で簡単にサルコペニアかどうかをチェックできる、「指輪っかテスト」について説明するフレイルサポーター。
(左下)参加者も「指輪っか」を作ってみました。
frailty_chigasaki_4 栄養・口腔・運動・社会性等のフレイル度が簡単にわかる「イレブン・チェック」の様子。
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(左)フレイル度をさらに深掘するために、実際にふくらはぎの周囲長を図ってサルコペニアの可能性をチェック。
(右)足腰の筋肉やバランス力が維持されているかを見る「片足立ち上がりテスト」。
20161029_kentei 栄養・口腔・運動・社会性等のフレイル度が簡単にわかる「イレブン・チェック」の様子。
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(左)同じく深掘チェック。手足の筋肉量を体組成計で測りました。
(中)「パタカテスト」。測定器に向かって「タ」や「カ」の単音節を5秒間、できるだけ早く繰り返し発音し、1秒あたりの発音回数から滑舌の具合を測定。
(右)サルコペニアの可能性を見る「握力測定」の様子。
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