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第69回 GSAレポート

第69回 GSAレポート

2016年11月16日~20日、第69回を数えるGSA (Gerontological Society of America) Annual Scientific Meetingがルイジアナ州ニューオーリンズで開催されました。Biological Sciences、Behavioral& Social Sciences、Health sciences、Social Research Policy & Practiceという4つのセクションで成り、それぞれSymposium、Paper、Posterによる発表が行われました。秋山弘子特任教授はシンポジウムで発表を、村山洋史特任講師はポスター発表を行いました。さらに、GLAFSコース生の堀拔文香さんがグループ共同研究1について、蛭川沙也加さんがグループ共同研究6について、そして松本博成さんが自身の修士論文についてポスター発表を行いました。

 

参加したコース生の感想

蛭川沙也加 新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻 博士課程2年

第69回GSA(The Gerontological Society of America)は、”New Lens on Aging, Changing Attitudes, Expanding Possibilities”をテーマに、Gerontologyに関連する様々な分野の研究者が集い、意見交換する目的で行われました。学会には35カ国から3,500人以上もの専門家が集い、シンポジウムや口頭発表、ポスター発表などを通じて活発な議論を繰り広げていました。研究分野として、質的・量的研究手法を用いた看護学、社会学的な研究や老化現象を生物学的に明らかにした研究、高齢社会を取り巻く技術に関する研究など、幅広い観点からの発表があり、広い視野で高齢社会を捉えられるような構成でした。今回私は共同研究グループ6の成果をポスター形式で発表しました。共同研究グループ6が取り組んでいる、自立高齢者の食事時の人間関係に注目した研究は全世界でも報告が少なく先進的な研究でしたが、2時間の発表時間中には多くの専門家が興味をもって訪れてくださり、日本国内のみならず世界で共通する問題である手応えを感じました。さらに、同様の研究を認知症の高齢者を対象に行っている研究者と巡り合うこともでき、研究内容の理解を深める上で貴重な意見交換の場となりました。
高齢社会における問題解決のためには、自己の専門のみならず広い分野に通じ、多角的な視点から問題を見つめて本質を見抜く必要があると思いますが、今回の学会参加により幅広い分野の研究報告に触れることができ、多角的な視野を養う上で非常に有意義な場となりました。

gsa20161116 共同研究グループ6のポスター発表
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