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東京大学IOGと北京大学、フレイル研究で学術交流を深化

2024年5月22日、北京大学の老年学分野の研究者が東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)を訪問し、日中両国の高齢化社会に関する研究協力を深めました。本訪問では、柏スタディ、フレイルチェックプログラム、オーラルフレイル予防教室「カムカム教室」といった日本の取り組みが紹介され、口腔機能の評価機器のデモンストレーションも実施されました。

さらに、日中両国の研究者や地域で活動するフレイルサポーターの皆様との活発な意見交換が行われ、高齢者支援の現状や今後の研究協力の方向性について議論が交わされました。午後のセッションに続き、夜の懇親会でも交流が続き、共同研究に向けた関係強化が図られました。

この訪問を通じて、東京大学IOGと北京大学の間で研究協力の基盤が築かれ、今後の日中の学術的連携のさらなる発展が期待されます。