活動レポート


2023年度第6回 アクティブヘルス&ケアサロン(飯島先生を囲む会)を開催!

=産学連携サロン<アクティブヘルス&ケア>2023年度締めの第6回は、「住まい手が自宅で永く健康に暮らせる施策について!」をテーマに2月15日に飯島先生を囲みIOGジェロプロ参加企業の方々と開催したしました=

東大本郷キャンパスのリアル会場とオンラインのハイブリッドで30名ほどが集い、
東京ガスさまより生活インフラに欠かせない事業視点から「住居」から「食」まで幅広い健康長寿への取り組み活動ご紹介からの開催となりました。
今回は、取り組みの一つとして「めざめよ!五感」という味覚と臭覚を試すことによる自分の機能と状況を把握しながらコミュニケーションを取り健康を意識するプログラムの体験機会がありました。
ミニカップに口をつけて、これは何の味? 綿棒を手に、この匂いは・・・!
笑顔で対話しながら共に生活に欠かせない豊かな身体機能について考えるシーンが印象的でもありました。
参加者がそれぞれに体験と共に、ご自分の事業との関連や共創の可能性なども質問やコメントで語りあう、まさにサロン風景の展開となりました。

和気アイアイ!東京都フレイルサポーターが東大本郷キャンパスに集いました!

『東大にみんなで集まろう!』 まってま〜す。の呼びかけに、年の瀬の2023年12月20日(水)文京区・台東区・豊島区・板橋区・江戸川区・国立市・西東京市、ほか 60名ほどのフレイルサポーター・トレーナー・行政職員の皆さまが本郷キャンパスに集い「東京都フレイルサポーターの集い」を開催しました。
お一人お一人が、各自治体オリジナルのキャラクターやマークなどを腕や胸に描いた緑のシャツを羽織り、全員が一言づつ活動の想いを語り合いました。
「フレイルサポーター活動を他の自治体に参加して知りました」「自分の自治体でも実施したいと相談したらスタートを協力してもらいました」「他自治体のサポーターの方々が養成講座の際に支援をしてくださいました」など、活動が広がっていった経緯などを伺う機会となりました。
さらに、自分の居場所であったり、自分を見直し鍛えるきっかけとなったり、仲間ができたり、これから楽しいことをやっていきたいなど。熱く、笑いもありの、笑顔と相互関係あふれる湧き相愛の対話が新しい年にもつながる集いとなりました。
また、高知県仁淀川町のフレイルサポーターがゲスト参加し、高齢化率60%近いまちの10年後を想い、素敵なまちにしていきたいことや、活動を始めた経緯、90歳代のスーパーサポーターさん数名の存在などの紹介もありました。
最後は安田講堂の前で皆様と記念撮影を行い、笑顔と拍手で閉会となりました。

地域コミュニティの維持・活性化、そして「社会参加」をいかにしてデジタルテクノロジーでサポートできるかについて討論!

=「モバイルICTによるコミュニティの維持・活性化と地域情報のアーカイブ・コンテンツ化と発信」を<アカデミー「情報システム」後期> にて開催しました。=

2023年12月25日のアカデミーは、東京大学名誉教授の廣瀬 通孝先生、株式会社zeroinonの上岡氏・隈研吾建築都市設計事務所の新津保氏をお迎えし、仁淀川町における探索研究・地域コンテンツの保存と価値の研究と話題の紹介をいただき、後半は<ICTは超高齢社会を救えるか? 地域をつなぐICT>についてディスカッションをいたしました。
話題は<ICTは地域をつなげることが出来るのか?>をベースに、IOGがすでに活動している高知県仁淀川町、交流のある世田谷の活動団体、そして本郷キャンパスをつなぎ、ICTツールのアプリを活用しながらリアルなつながり感を体験いたしました。
また、地域コンテンツとして愛媛県の宇和島・中島など地域の施設や古民家のアーカイブから既存文化の継承や地元やそれ以外の方々が関われるコミュニケーションプログラムについても活発な対話が進み、ICTが身近につながる架け橋となり関係性を高める価値など興味深い議論となりました。

2023年度 第5回 アクティブヘルス&ケア サロン(飯島先生を囲む会)を開催!

=産学連携サロン<アクティブヘルス&ケア>の2023年度第5回は、「いつからはじめれば「 予防 」なの?「 予防 」はいくつからはじめればよいの?」をテーマに12月6日に飯島先生を囲みIOGジェロプロ参加企業の方々と開催いたしました=

東大本郷キャンパスのリアル会場とハイブリッドで<産学官連携でのフレイル予防事業を考える>にGLAFSの学生も交え20名ほどが集いました。
今回は、住まう視点からみた予防促進のデザインと産学連携にむけ、みんなが⻑寿(⻑生き)を目指すわけや、⻑寿(⻑生き)と幸せの関係、そしてフレイル予防はいくつからはじめればよいのだろうか? など、参加者がそれぞれに質疑を進めつつ、すこし深いお話も少し交えて、産学連携への一歩進める活発な議論となりました。

住宅・不動産関係以外の多様な業態企業による「地域活性化」活動への学びと議論!

=「持続可能なまちづくり」の必要性、緊急性から多くの企業が関心をもち、事業に参画する重要性について<アカデミー「まちづくり」前期> で議論しました。=

2023年9月15日のアカデミーは、いま・そして今後郊外住宅団地で起きるうることを総論と各論で提示し、その解決策として国の有識者による「郊外住宅団地再生検討委員会」の中間報告書「民間認証制度によるまちづくり」を活用することを提案した。
また、鉄道会社や大手スーパーなど住宅・不動産関係以外の企業における「まちづくり: 地域活性化」の活動事例を学び、後半は多業種企業の参画することの価値と必要性などについて熱いディスカッションとなりました。

ジェロントロジー産学連携プロジェクト2023<2DaysWorkshop>開催

=ジェロントロジー産学連携で考える近未来(2030年、2040年)の日本の姿と今すべきこと!などをキャンパス合宿形式で2日間にわたり開催しました=

ジェロントロジー産学連携プロジェクトでは、昨年1Day Workshopを開催しましたが、今年は8月24〜25日に東大本郷キャンパス山上会館大会議室を会場に「どうする日本〜世界に前例の無い超高齢人口減少社会を迎えて〜」をテーマに2日間にわたり開催いたしました。
飯島機構長より開会の後、特任講師の孫先生より<東京大学IOGの見る今後の世界>について紹介があり、三菱総合研究所主席研究員の松田智生氏より<プラチナ社会:超高齢社会における“四方よし”> の講演、さらにオックスフォード大学教授の苅谷剛彦氏より<イギリス(オックスフォード)から見たニッポンの超高齢社会:いくつかのパズル>と内外の情報を受け質疑も活発になされました。
2日目は、デンマーク大使館上席政治経済担当官の寺田和弘氏より<高齢社会についてーデンマークの視点から>と日本とのさまざまな違いについての講演を受けるなど多くの刺激情報を受けながらそれぞれにグループワークを行い熱く未来の日本と提供価値>について2日間でのべ100名ほどが、ハイブリットでの対話交流となったWorkshopとなりました。

「社会を変える若い力と未来へのライフデザイン感」をテーマに高校生をゲストに迎えて1月のライフデザインサロンを開催

=模擬国連大会で<インド大使>として参加し最優秀大使の高校生より若い世代が思う未来とライフデザイン感などうかがいました=

グローバル・クラスルーム日本協会による模擬国連事業の最優秀大使としてNYの国際大会(27カ国の選抜高校生が集う)に派遣される高校生(渋谷教育学園幕張高等学校2年生)2名を1月23日のサロンにお招きしました。
若い力で国益と国際益のバランスを意識しながら相互に歩み寄り豊かな社会づくりの一役を担いたいという強い意識など、若い世代が思う未来とライフデザイン感もうかがいました。
WINGS-GLAFSの学生や各世代など20名ほどの参加者と率直な意見が交換され通常より30分ほど長く熱心な対話が進み高校生も多くの刺激と気づきがあったようです。
秋山先生はじめ参加者より国際大会に向けエールが贈られ、国際大会後の報告を期待する声も聞かれたサロンとなりました。

第5回アクティブヘルス&ケアサロン(飯島先生を囲む会)をリアルとオンラインのハイブリッドで開催!

=産学連携サロン<アクティブヘルス&ケア>の第5回を、12月2日に飯島先生を囲み、IOGジェロプロ参加企業の方々と開催いたしました=

今回は、東大本郷キャンパス工学部8号館のIOGライブラリーに8名を迎えハイブリッドで24名ほどの集いとなりました。
テーマは<オンラインサロンコミュニケーションと未来のつながり>について特に、
「オンラインサロン」的なコミュニケーションに足りないものはないのか?
今の高齢者向けだけで良いのか?
今のスマホ世代が高齢者になったらどんな関わり方になるのだろうか?
などを、NTTコミュニケーションズより<都市型の生活支援ネットワークに関する取り組み>、三菱電機情報技術総合研究所より<地域コミュニティ向けSNSによる交流活性化の模索と「おやつ休憩」をモチーフにした、雑談誘発のためのVR休憩空間の取組み>などの紹介いただきながら、ICTを活用した社会参加の今と未来についてゆっくりと対話する2時間でした。
前回につづき、WINGS-GLAFS2名の学生参加者もあり、ご参加のみなさまがいろいろな視点で未来を想うコメントなどがとても印象的でした。

次回は2月17日16:30-開催予定で、参加企業の発表なども交え、飯島先生はじめ参加企業のみなさまと、ひきつづきフランクで真剣な対話を進めてまいります。

第4回 アクティブヘルス&ケア サロン(飯島先生を囲む会)をリアルと オンラインのハイブリッドで開催!

=産学連携サロン<アクティブヘルス&ケア>では、飯島先生を囲み、IOGジェロプロ参加企業の方々と日頃感じていることなどを対話するコミュニティの場として2ヶ月に1度の開催しています=

毎回20名ほどの方々が参加するこのサロン、今年度の3回はオンラインで、フレイル予防のまちづくりや自分にフィットする地域活動の見つけ方など、講師や助教の方々の研究紹介を交えて対話しておりました。
今回は、当サロン初のリアル会場を東大本郷キャンパス工学8号館のIOGライブラリーに設置し、8名を迎えハイブリッドで20名ほどの集いとなりました。
テーマは<重度の要介護および終末期(End of life)を見つめ直す>と、ケアにフォーカスして亡くなりゆく人、人生の終盤戦、大病とシビアなフレイルになった状態の方々などなどの見える景色について、ご家族や知人の体験なども含めゆっくりと対話する2時間でした。
WINGS-GLAFS2名の学生参加者からは、授業や講義にはない対話内容で、自分自身を振り返ったり未来を想う時間であったとのコメントが印象的でした。
次回は12月2日14:30〜開催予定で、参加企業の皆様・学生・そして飯島先生はじめ教員の方々とのフランクで真剣な対話を進めて参ります。