活動レポート


ジェロントロジー産学連携プロジェクト2023<2DaysWorkshop>開催

=ジェロントロジー産学連携で考える近未来(2030年、2040年)の日本の姿と今すべきこと!などをキャンパス合宿形式で2日間にわたり開催しました=

ジェロントロジー産学連携プロジェクトでは、昨年1Day Workshopを開催しましたが、今年は8月24〜25日に東大本郷キャンパス山上会館大会議室を会場に「どうする日本〜世界に前例の無い超高齢人口減少社会を迎えて〜」をテーマに2日間にわたり開催いたしました。
飯島機構長より開会の後、特任講師の孫先生より<東京大学IOGの見る今後の世界>について紹介があり、三菱総合研究所主席研究員の松田智生氏より<プラチナ社会:超高齢社会における“四方よし”> の講演、さらにオックスフォード大学教授の苅谷剛彦氏より<イギリス(オックスフォード)から見たニッポンの超高齢社会:いくつかのパズル>と内外の情報を受け質疑も活発になされました。
2日目は、デンマーク大使館上席政治経済担当官の寺田和弘氏より<高齢社会についてーデンマークの視点から>と日本とのさまざまな違いについての講演を受けるなど多くの刺激情報を受けながらそれぞれにグループワークを行い熱く未来の日本と提供価値>について2日間でのべ100名ほどが、ハイブリットでの対話交流となったWorkshopとなりました。

「社会を変える若い力と未来へのライフデザイン感」をテーマに高校生をゲストに迎えて1月のライフデザインサロンを開催

=模擬国連大会で<インド大使>として参加し最優秀大使の高校生より若い世代が思う未来とライフデザイン感などうかがいました=

グローバル・クラスルーム日本協会による模擬国連事業の最優秀大使としてNYの国際大会(27カ国の選抜高校生が集う)に派遣される高校生(渋谷教育学園幕張高等学校2年生)2名を1月23日のサロンにお招きしました。
若い力で国益と国際益のバランスを意識しながら相互に歩み寄り豊かな社会づくりの一役を担いたいという強い意識など、若い世代が思う未来とライフデザイン感もうかがいました。
WINGS-GLAFSの学生や各世代など20名ほどの参加者と率直な意見が交換され通常より30分ほど長く熱心な対話が進み高校生も多くの刺激と気づきがあったようです。
秋山先生はじめ参加者より国際大会に向けエールが贈られ、国際大会後の報告を期待する声も聞かれたサロンとなりました。

第5回アクティブヘルス&ケアサロン(飯島先生を囲む会)をリアルとオンラインのハイブリッドで開催!

=産学連携サロン<アクティブヘルス&ケア>の第5回を、12月2日に飯島先生を囲み、IOGジェロプロ参加企業の方々と開催いたしました=

今回は、東大本郷キャンパス工学部8号館のIOGライブラリーに8名を迎えハイブリッドで24名ほどの集いとなりました。
テーマは<オンラインサロンコミュニケーションと未来のつながり>について特に、
「オンラインサロン」的なコミュニケーションに足りないものはないのか?
今の高齢者向けだけで良いのか?
今のスマホ世代が高齢者になったらどんな関わり方になるのだろうか?
などを、NTTコミュニケーションズより<都市型の生活支援ネットワークに関する取り組み>、三菱電機情報技術総合研究所より<地域コミュニティ向けSNSによる交流活性化の模索と「おやつ休憩」をモチーフにした、雑談誘発のためのVR休憩空間の取組み>などの紹介いただきながら、ICTを活用した社会参加の今と未来についてゆっくりと対話する2時間でした。
前回につづき、WINGS-GLAFS2名の学生参加者もあり、ご参加のみなさまがいろいろな視点で未来を想うコメントなどがとても印象的でした。

次回は2月17日16:30-開催予定で、参加企業の発表なども交え、飯島先生はじめ参加企業のみなさまと、ひきつづきフランクで真剣な対話を進めてまいります。

第4回 アクティブヘルス&ケア サロン(飯島先生を囲む会)をリアルと オンラインのハイブリッドで開催!

=産学連携サロン<アクティブヘルス&ケア>では、飯島先生を囲み、IOGジェロプロ参加企業の方々と日頃感じていることなどを対話するコミュニティの場として2ヶ月に1度の開催しています=

毎回20名ほどの方々が参加するこのサロン、今年度の3回はオンラインで、フレイル予防のまちづくりや自分にフィットする地域活動の見つけ方など、講師や助教の方々の研究紹介を交えて対話しておりました。
今回は、当サロン初のリアル会場を東大本郷キャンパス工学8号館のIOGライブラリーに設置し、8名を迎えハイブリッドで20名ほどの集いとなりました。
テーマは<重度の要介護および終末期(End of life)を見つめ直す>と、ケアにフォーカスして亡くなりゆく人、人生の終盤戦、大病とシビアなフレイルになった状態の方々などなどの見える景色について、ご家族や知人の体験なども含めゆっくりと対話する2時間でした。
WINGS-GLAFS2名の学生参加者からは、授業や講義にはない対話内容で、自分自身を振り返ったり未来を想う時間であったとのコメントが印象的でした。
次回は12月2日14:30〜開催予定で、参加企業の皆様・学生・そして飯島先生はじめ教員の方々とのフランクで真剣な対話を進めて参ります。