NEC
”履くフレイル予防”の社会実装に向けた取り組み
東大IOGと連携したA-RROWGのフレイル予防への活用可能性の探求
NECが開発したインソール型デバイス「A-RROWG」は、歩行分析センサを搭載した専用インソールとスマートフォンアプリから構成されています。普段履いている靴に専用インソールを入れて歩くだけで、日常の歩容(≒歩行の質)を計測することができます。
将来的には、高齢者の方々にA-RROWGを日常的に利用していただくことで、本人が気付きにくい運動能力や筋力の低下の兆しを発見し、フレイル予防につながる行動を促すことが可能になると考えています。一方で、このようなテクノロジーを活用したフレイル予防を社会実装するためには、科学的なエビデンスの確立が欠かせません。そこで、私たちは2024年度から東大IOGと共同研究を開始し、千葉県柏市をフィールドに、A-RROWGで収集した歩容データと東大IOGが保有するフレイル関連データを用いて、歩容とフレイルの関連性について研究を進めています。
2024年度は「柏スタディ」において約400名の歩容データを収集するとともに、柏市在住の高齢者約150名に1か月間A-RROWGを貸与し、日常の歩容データを収集しました。2025年度は、これらの歩容データとフレイル関連データを分析し、科学的エビデンスの構築を目指します。今後、私たちは高齢社会の課題解決にテクノロジーで貢献できるよう、 “履くフレイル予防”の社会実装に向けて取り組んでいきます。

歩行センシング・ウェルネスソリューション
NECは、ヘルスケア・ライフサイエンス事業において、歩行の変化を捉えることで日々のコンディションに気付き、行動のきっかけを得ることができる「歩行センシング・ウェルネスソリューション」を提供しています。「あなたと気付き、ともに歩む、健康な日々。」というブランドステートメントのもと、鍼灸・整骨院や介護事業所など様々な事業者様にご利用いただくほか、アカデミア領域では医学研究を中心に研究用途としても活用されています。NEC歩行センシングインソール(A-RROWG)は、この歩行センシング・ウェルネスソリューションに含まれる製品です。

歩行センシング・ウェルネスソリューション
https://jpn.nec.com/wellness/index.html