研究

都市型ふれあい農園の活用による 社会的・身体的フレイル予防に関する研究

プロジェクト概要

プロジェクト代表者

飯島勝矢

研究概要

健康寿命の延伸に向けて、健康と疾患・障害の間の虚弱状態(フレイル)予防およびフレイルの社会的側面(社会的フレイル)への関心が高まっている。従来の健康づくりを目的とした介入では継続性の低さや社会的フレイル対策の困難さ等の課題があるが、高齢期の農業・園芸活動とピア効果を応用した「仲間と集い、ともに育てる都市型農園活動」に課題解決の可能性を見出した。本研究では、高齢者のフレイル兆候への気付きと自分事化を促すため、高齢住民ボランティア(フレイルサポーター)が主体となった地域活動「フレイルチェック」に参加した地域在住の一般高齢者を対象に、株式会社タニタ本社の敷地内にある「タニタふれあい農園」をフィールドに、非侵襲的な介入試験を行っている。タニタふれあい農園は、ICT および AI による支援技術を活用し、農業の経験や知識がなくても手軽に参加できる都市型農園である。

研究目的

本研究の目的は、株式会社タニタ本社の敷地内にある「タニタふれあい農園」(敷地面積約 170平方メートルの農園)で行う都市型農園活動が地域の社会的・身体的フレイルの予防・改善に有効かを明らかにすることである。

実施予定期間

2023 年~

パートナー企業・団体

株式会社タニタ