研究

里山活動を通じたフレイル予防を軸とした健康長寿・幸福長寿まちづくり

プロジェクト概要

プロジェクト代表者

飯島勝矢

研究概要

日本には、里山に代表される景観と、多様な農水産物を得ることが出来る地理的特徴があり、そのポテンシャルを十分に利用するため、再生可能エネルギーの整備や、資源の戦略的活用等、新
しい取り組みが各地で進んでいる。日本全体の持続可能性を高めることを目指し、公益財団法人イオン環境財団と東京大学未来ビジョン研究センターで設立した「イオン東大里山ラボ」において、里山活動と結果としてのフレイル予防(ゼロ次予防)の有効性であるかと明らかにする。

研究目的

里山活動が高齢者のフレイル予防およびウェルビーイングの向上に与える影響を科学的に検証することである。特に「生きがい・健康」と「人材・新産業」という観点に着目し、調査と社会実践を組み合わせることで、里山活動が高齢者個人、地域社会、自然環境にもたらす健康的・社会的効果を明らかにすることを目指す。また、本研究を通じて、①自然と共生する持続可能な社会の構築、②高齢者が生きがいを持ち健康に暮らせる地域づくり、③大学・企業・行政・地域が連携する革新的な地域プラットフォームの形成を促進し、研究成果の社会実装と参加促進を図ることで、持続可能な活動の好循環を生み出すことを目指す。

実施予定期間

2023 年~