研究

(2022)フレイル啓発に関わる地域特性の把握とフレイル予防活動につながる意識・行動変容のモデル化

プロジェクト概要

プロジェクト代表者

飯島 勝矢

研究概要

従来の観察研究の多くは健康意識の高い限られた高齢者のデータが多くを占めるなど、高齢者の代表性に課題が付きまといます。本研究では、協力関係にある自治体が実施した介護予防悉皆調査データを分析し、地域別の特徴(地域診断にも応用)やその地域特性に即した持続可能な健康増進活動への実現を目指します。具体的には、地域ごとのフレイルの実態と社会的・物理的環境要因との関連を明確にしたうえで、現在の地域資源を活かし、地域特性に即した持続可能な健康増進活動・介護予防事業のあり方について検討することを目的とします。

研究目的

自治体が収集した悉皆パネルデータを二次分析することで、地域に潜むフレイルの実態を明らかにするとともに、フレイル予防に資する個人特性・地域特性を同定し、持続可能なフレイル予防施策につなげます。

実施予定期間

2015年4~

パートナー企業・団体

千葉県柏市、東京都西東京市 健康福祉部 高齢者支援課