研究

JST-SCORP 日本-スウェーデン共同研究

プロジェクト概要

プロジェクト代表者

飯島勝矢

研究概要

本研究プロジェクトでは、日本とスウェーデンの活動を融合し、高齢者の食欲不振とフレイルを軽減するための食品、技術、流通システムを開発し、高齢者の自立と社会参加を促すことを目指している。日本チームでは、東京医科歯科大学、松本歯科大学、東京大学(高齢社会総合研究機構・未来ビジョン研究センター)および株式会社フードケアで構成されている。日本チームは口腔機能(主に咀嚼機能)の維持・改善を目指して「、カムカム概念(しっかりと噛み応えのある食材・調理方法で工夫して、栄養バランスの取れた食生活を)」を提唱し、「カムカム弁当」を中心とした介入効果の検証や橋渡し研究、咀嚼機能を評価する機器開発を実践している。一方、スウェーデンチームは嚥下に焦点を当て研究を進め、互いに連携してプロジェクトを推進している。参考URL:https://www.goindependent.jp/

研究目的

本研究プロジェクトにおいて本学では「カムカム概念」の地域展開を目指して、フレイル予防活動「フレイルチェック」と「カムカム概念」を融合させた「住民主体のフレイル・オーラルフレイル予防プログラム: カムカム教室」を開発した。本研究の目的は、①フレイルチェックの導入モデル自治体(神奈川県平塚市)にて、地域在住高齢者に対する介入効果を検証し た上で、②日本全土へ面展開するためにも、自治体でも導入できるような資材を開発することである。

実施予定期間

2021年~2023年