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日本老年社会科学会(2024奈良)にて、「豊かな高齢社会の実現」に関するフォーラムを開催しました

2024年6月1日~2日に渡り、奈良の帝塚山大学にて行われた日本老年社会科学会に、IOGに関係する5名の研究者による自主フォーラム『技術とともにある豊かな高齢社会の実現』を開催しました。
オーガナイザーは、菅原育子(武蔵野大学/IOG客員研究員)。倫理的側面から土屋裕子(立教大学法学部)、技術的側面から二瓶美里(東京大学/IOG教員)、法的側面から畑中綾子(尚美学園大学/IOG客員研究員)、工学と法学をつなぐデザイン的側面から檜山敦(一橋大学/IOG教員)が報告しました。
フォーラムの参加者からは、高齢者のうち技術についていけないデジタルデバイドの問題をいかに解決するかの点や、キャッシュレス決済が導入される社会の中で技術を利用しない権利を法制化したらどうか、などの議論がなされました。
これからも高齢社会における技術とELSI(法的倫理的社会的課題)の問題について取り組んで参ります。