孫輔卿特任准教授の研究が朝日新聞オンライン版に掲載されました

孫輔卿特任准教授の研究が、9月13日朝日新聞オンライン版に掲載されました。

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記事の概要は以下の通りです。

性差分析からイノベーション　研究者が見つけた診断や生活改善のタネ：

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東大特任准教授の孫輔卿（ソンボーキョン）さん（老年医学）は、健康と要介護状態の間 の虚弱な状態を指す「フレイル」になる原因に、男女で違いがあることを突きとめつつある。 高齢者への追跡調査で、女性は生きがいがないとフレイルになりやすいことが明らかにな った。生きがいがないと疲労感を感じやすくなり、それがフレイルの発症につながる可能性 があるという。一方、5年間の調査期間では、男性に生きがいの有無とフレイルの発症の関 係は見られなかった。 孫さんは「フレイルは、要介護の手前の状態であり、いかに早く気づいて予防するかが高齢者の健康のために重要」と話す。今後は、血液や表情、姿勢なども調べ、男女それぞれ、フレイルのなりやすさを早めに予知する指標を見つけたいという。