『介護の備えだけで十分ですか?資産・住まい管理も一体的に解決する ALP― 事前にそなえ、健康人生&自律人生を延伸 ― 』を開催します。
【開催趣旨】
多くの人は、面倒なことは「後回し」「先送り」「成り行きまかせ」にしがちであり、また高齢化スピードに社会システムの変革が追い付いていない。また、人生 100 年時代に対応した信頼できる相談先が存在せず、結果として、身体機能認知機能低下し要介護前後になってから、自身ではなく子供など周囲の人が、資産・住まい管理および介護などの本人の人生の暮らし方を、狭い選択肢中で仕方なく決めている傾向にある。
東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)が中心になって行っている ALP(Advance Life Planning)調査研究事業は、この資産・住まい管理および介護に関する本人による自律的な選択を後押しするソリューションとして、「ALPの浸透、ALPアドバイザー資格の創設、ALPアドバイザー事業の継続」を目的とし、「困りごと」を事前に予防する支援の仕組みを作り、ALPアドバイス事業という新たな社会システムの2027年度実装に向け、準備のための活動を推進する。
今回のシンポジウムは、その活動に賛同し共に共感する仲間を増やすことを目的として開催する。
※ALPとは
将来の人生を、本人が能動的に設計(Plan)していくことを目指し、本人と関係者が事前に(Advance)/継続的に、繰り返し行っていく、資産・住まい管理および介護(Life)に向けた備えと対応にかかる意思決定のプロセス
◆詳細◆
・日 時:7月22日(火) 13時30分から16時まで
・場 所:HASEKO-KUMA HALL 東大工学部11号館1階
オンラインでの参加あり
・対 象:どなたでも参加可能
・定 員:会場参加 定員130名
(定員オーバーの場合はオンラインでの参加をお願いします)
オンライン参加 500名
・参加費:無料
・主 催:東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)
・協 賛:一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会
◆詳細◆
<第1部> ALP を知る
開会にあたり 樋口範雄 (東京大学 名誉教授)
開会の辞 大月敏雄 (東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授
高齢社会総合研究機構 副機構長)
基調講演
「日本の高齢化(これからの地域包括ケアシステムと ALP の必要性) 」
蒲原基道先生
(日本社会事業大学 社会福祉研修センター 客員教授)
活動報告 「問題提起と実態調査結果報告」
・ALP 調査研究の狙い 谷口佳充様(三井住友信託銀行人生100年応援部 理事)
・昨年度の調査事業から見えてきたもの
岡島正泰様
(SOMPO インスティチュート・プラス 上級研究員)
<第2部> ALP を考える(パネルディスカッション)
セッション1 「終身サポート含むおカネ周辺のそなえ」
ファシリテーター 黒澤史乃津先生 (OAG ウェルビ-R 代表)
パネラー 金融関係者、弁護士、学術界、企業 から選出
セッション2 「人生後半の住まいとケアのそなえ」
ファシリテーター 吉田肇様(ミサワホーム エグゼクティブ・アドバイザー)
パネラー 住宅関連企業、住まい情報、住まい・ケア関連、学術界
閉会の辞 飯島勝矢 (東京大学未来ビジョンセンター 教授
高齢社会総合研究機構 機構長)
◆シンポジウム終了後、同会場にて名刺交換会、別会場にて懇談会がございます。
◆参加申込 参加希望の方は次の登録フォームからお申込み下さい。
https://forms.gle/6ofcAKorUSY1j2iG6
会場準備の都合上、参加申込は7月14日(月)までにお願いします。
会場の定員(130名)に達した場合は、以降の参加はオンライン参加にてご案内をさせて頂きます。
また、前日若しくは当日での直近の参加申込みにつきましては、オンライン参加 URL の案内が出来ない場合がございます。
早めのお申込みをお願いします。
◆問い合わせ先 本件に関する問い合わせは次のメールアドレスまでご連絡下さい。
折り返し事務局よりお返事させていただきます。
gero-pro●iog.u-tokyo.ac.jp(● → @)
ALP シンポジウム0722事務局 田中、蒔野 宛