活動レポート


令和3年12月に「鎌倉リビングラボ通信 第3号」が発行されました

鎌倉市玉縄台地域において実施しているリビングラボの活動を、より地域住民の方々への周知するために、鎌倉市役所、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)の事務局より発行しています。なお、本紙は玉縄台自治会の回覧板で回覧をしています。

◆鎌倉リビングラボ通信 第3号

以前のバックナンバーにつきましては、以下リンクのプロジェクトページよりご参照下さい。

近江八幡市CCRCのまちづくりの委員会が開催されました

12月11日、近江八幡市と東京大学高齢社会総合研究機構が支援し、地域の住民が主体となって進めている老蘇学区まちづくり推進委員会(愛称:YOISYO!)が開催されました。自分らしく暮らしていくことができる地域づくりを目指し、昨年度に作成した老蘇学区まちづくりプランの中から、今年度は重点的に外出支援や農ある暮らし、集落点検調査などの個別テーマに取り組んでいます。多くの活発な議論と検討を重ね、具体的な企画書の作成と多くの協力者とのネットワーク作りを目指しており、本学として引き続き伴走型の支援を行っていきたいと考えています。(写真は外出支援グループのワークショップ結果)

2021年11月に「鎌倉リビングラボ通信 第2号」が発行されました

鎌倉市玉縄台地域において実施しているリビングラボの活動を、より地域住民の方々への周知するために、鎌倉市役所、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)の事務局より発行しています。

◆鎌倉リビングラボ通信 第2号
◆鎌倉リビングラボ通信 第1号

なお、本紙は玉縄台自治会の回覧板で回覧をしています。

近江八幡市石寺地区で集落点検活動を実施しました

11月16日、老蘇学区まちづくり推進委員会(愛称:YOISYO!)の主催のもと、近江八幡市の老蘇学区内の石寺地区にて地域の住民の方とまち歩きを実施し、地域の課題について意見交換を行いました。地域の危険な箇所や豊富な資源などの発見と再確認とともに、今後、住み続けていくための方策や課題について議論しました。これらの結果を受けて委員会へ報告し、地域における具体的な自助・互助・共助の暮らしをいかに実現させるための方策を地域の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

ジェロントロジーサロン「アクティブヘルス&ケア」を開催いたしました

東大IOGでは、ジェロネット会員企業を対象に教員や参加企業でフリーディスカッションを行う場“サロン“を定期的に開催しています。
サロン「アクティブへルス&ケア」におきましては、飯島勝矢機構長を交え、2か月に1回のペースで開催しております。
7月21日(水)のテーマは「異業種での情報交換から”生活者の健康観”を知る」と題し、13社の企業に加え、GLAFS学生、IOGメンバーなど合計20人が参加し、参加企業の皆様から披露いただいた生活者の実態にまつわる情報を基に、ディスカッションを実施いたしました。
議題の一部をご紹介させていただきますと、大塚製薬工場様からは、この時期気になる熱中症や脱水の実態についてご紹介があり、企業目線と医師目線から意見交換を実施し、情報伝達や意識変容の難しさについて改めて共感するに至ったり、日清オイリオ様からは、食に関する年代別の意識調査結果を紹介いただき、高齢者のカロリー摂取をためらう意識が浮き彫りになり、カロリー摂取のギアチェンジに活用可能な機能性油脂商品の特徴やその購買層について、メーカーの立場と小売業の立場から生の声を伺うなど、議論は多岐にわたり、あっという間の2時間となりました。

ソウル大学Gyounghae Han先生を中心とする韓国産業界の視察団が いらっしゃいました

5月10日、ソウル大学のGyounghae Han先生を中心とする韓国産業界の視察団45名が柏市豊四季台団地の視察にいらっしゃいました。柏市福祉政策課の石毛雅之課長から同市のまちづくりについてお話があった後、荻野亮吾特任助教が地域活動館におけるコミュニティ活動について、木村清一客員研究員が高齢者就労について説明。さらに視察団の方々に生の声をお届けするため、活動館でイベントを運営する高齢者の方に参加していただいたり、レクチャー後に豊四季台団地内の各ポイントを見学したりしました。
翌11日には本郷キャンパスで秋山弘子特任研究員が鎌倉リビングラボ等を取り上げ、高齢社会では何が課題で、どのように解決すべきなのかをお話ししました。

シンポジウム「令和時代の高齢社会と法のあり方を考える」が開催されました

10月26日、高齢社会総合研究機構と武蔵野大学法学研究所共催のシンポジウム「令和時代の高齢社会と法のあり方を考える」が武蔵野大学1号館で開催されました。
岩田太上智大学教授の司会で、武蔵野大学の池田眞朗副学長、高齢社会総合研究機構の辻哲夫特任教授による主催者挨拶の後、樋口範雄先生(東京大学名誉教授、武蔵野大学教授)と関ふ佐子先生(横浜国立大学教授)の基調講演が行われました。おふたりが高齢者法に関する書籍を上梓されたことを記念して、講演のテーマは「2冊の本の出版に際して」。アメリカ高齢者法執筆の契機や日本の高齢者法の今後について、お話がありました。
引き続き行われたパネルディスカッションでは、GLAFSの税所真也特任助教、日本経済新聞の後藤直久氏、弁護士の外岡潤氏、アプリHINADAN開発者の若宮正子氏、厚労省老健局の栗原正明氏が登壇。それぞれの立場から、超高齢社会の法的・実践的課題について語り合いました。高齢化がどんどん進む中、法律が現状に追い付いていないことに警鐘を鳴らし、今後どのように整備していくかについて考える良いきっかけとなったシンポジウムでした。

飯島勝矢教授が日立東大ラボ第2回シンポジウムで共同研究の成果を発表しました

2016年に設立された日立東大ラボの第2回Society 5.0の実現に向けたハビタット・イノベーションシンポジウム「課題解決から価値創造の次世代スマートシティへ」が1月8日、一橋大学一橋講堂および中会議場(ポスタ発表)で開催されました。
「ハビタット・イノベーション」プロジェクトとは、「ものづくり(工学・技術開発)」と「まちづくり(適地展開・社会デザイン)」の統合的アプローチによる「ハビタット(人間居住)」のイノベーションを通じ、“Society 5.0”の実現を目指す取り組みのこと。高齢社会総合研究機構では、「元気高齢社会」をキーワードに、「次世代型社会保障体制/次世代型地域包括ケアシステムのデザイン」を目標課題として設定し、飯島教授を中心に日立と共同研究・開発を進めてきました。当日の詳しいリポートはリンクからご覧いただけます。

国際地域保健学教室との共催で、ショートコース「高齢者の健康」を開催しました

10月7日~10日、国際地域保健学教室との共催で、タイのマヒドン大学公衆衛生学部修士課程学生を対象にしたショートコースを開催しました。テーマは「高齢者の健康」で、高橋競特任研究員によるレクチャー、柏市のフレイルチェック視察、国際地域保健学教室スタッフによるワークショップなど、盛り沢山なプログラムが組まれました。最終日に行われたマヒドン大学の学生によるプレゼンテーションでは、「高齢者をケアの対象としてではなく、健康づくりの担い手として捉えていることに驚きました」というコメントも。参加した15名はそれぞれの学びを深めることができたようです。

第4回「全国フレイルチェックの集い~コロナに負けるな!フレイルチェックで地域をつなぐ~」が オンラインで開催されました

3月12日(金)、オンラインで、第4回「全国フレイルチェックの集い」が開催され、フレイルチェックを導入している全国の自治体を中心に、フレイルサポーター、フレイルトレーナー、自治体関係者など、約800名がつながりました。
今回のテーマは「 コロナに負けるな!フレイルチェックで地域をつなぐ 」。コロナフレイルに関するIOGの最新研究報告、コロナ禍での各地域フレイルチェックの現状とコロナに負けない各地域の精力的なフレイル予防活動をとりあげ、コロナフレイルに対するフレイルチェックの重要性を再確認し、さらに、東大とモデル地域の連携で推進しているオンラインを活用したフレイルチェック及びフレイル予防活動の創意工夫・強化の取り組みを紹介することで、with/postコロナ時代を見据えたフレイルチェックの今後を議論いたしました。
この様子は、YouTubeでご覧いただけます。
日 時:2021年3月12日(金) 13:00-16:00

IOG 2020年度シンポジウム「高齢社会の未来協創〜総合知で挑む with/postコロナ時代〜」を開催しました

2021年3月3日(水)に、高齢社会総合研究機構の2020年度の総括として「高齢社会の未来協創」と題したシンポジウムを、オンラインで開催しました。
高齢社会総合研究機構は2020年4月より「連携研究機構」として新体制で発足しましたが、新体制での初めての総括的シンポジウムであり、研究教育活動に共に取り組む多くの方々にご登壇いただいた多彩な活動報告の場となりました。500人の人数上限を上回る方にご関心を持っていただき、当日も多くの方々にご視聴いただきましたことに、感謝申し上げます。定員の都合でご参加できなかった皆様にはお詫び申し上げます。
第1部では、飯島機構長からIOGの新しい体制と活動概要を紹介した後、IOG関連教員および地域連携のパートナーである西東京市による研究紹介、ジェロントロジー産学連携プログラム参加企業である、(株)マルタマフーズ、大和ハウス工業株式会社、三井住友信託銀行からの話題提供、そして国際卓越大学院WINGS-GLAFSの所属学生による実習スタジオ活動の発表を行いました。

第2部では、第1部の発表内容への質疑応答、そして、大学と地域、企業の連携が可能にする高齢社会課題解決への期待について、「with/postコロナ時代を見据えて総合知で未来社会を協創する」をテーマとしたディスカッションを行いました。

ディスカッションの最後には、大月副機構長から、withコロナの暮らしで蓄積された知恵と経験を社会還元する活動を進めようという提案がありました。また、飯島機構長からは、研究による科学的エビデンスの蓄積と、産学官民の強い連携により生まれる複数のプロジェクトを、実践コミュニティで立体的に融合すること、社会実装を踏まえた政策提言に一層力を入れること、さらには、新しい価値観を広く世に問い、示していく役割を担っていきたいという発言がありました。
日 時:2021年3月3日(水) 13:30-16:30
会 場:Zoomウェビナーにて開催

鎌倉リビングラボin玉縄台 オンラインの集い

行政課題となっている「高齢者を中心とするデジタル格差解消」をテーマに、鎌倉市玉縄台地域の皆さん、鎌倉市、東京大学IOGの協働によるリビングラボを展開している。
コロナ禍の中でも安心、安全に取り組めるものを3者で模索し、玉縄台住民の皆さんにオンラインミーティングアプリ「Zoom」を体験してもらい、「Zoom」およびオンライン通話等のICTを身近に感じてもらう「オンラインの集い」を開催(自宅または会場からのオンライン参加)。
オンラインの集いでは「Zoom操作の一連の流れ体験」、「座談会」を実施。
Zoom操作の一連の流れ体験では、ミーティング招待メールに記載されているURLにアクセスするところから、退出するまでの一連の流れを参加者全員がその場で体験。
座談会では、「コロナ禍の中での生活の変化や会場から参加」、「会場に集まっての参加、自宅からのオンライン参加の良し悪し」をテーマに意見交換が行われた。
参加者からは「面白い体験ができました。今後、実用できるように頑張りたい。」、「これを機会に、スマホかタブレットで息子家族とビデオ通話をしてみたい。」、「プライベートな交流会をできるようになりたい。」、「わかりやすく面白かったが自分の端末でできるか自信がなく不安。」といった声をいただいた。

埼玉県三市合同フレイルサポーター養成研修を開催!

10月16日、埼玉県三市合同(富士見市、志木市、鶴ヶ島市)フレイルサポーター養成研修が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、既にフレイル予防事業を実施している自治体からの支援サポーターの派遣が困難なことから、オンラインを取り入れた新しい形の養成研修を実施しました。講師は上級フレイルトレーナーの遊佐真弓氏が務め、オンラインミーティングツール「Zoom」を利用して、東京都国立市の支援サポーターにリモートで参加していただき、技術指導、アドバイス等を交えながら研修を盛り上げていただきました。IOGスタッフは現地会場、リモート会場双方から、オンライン環境の支援を行いました。これまで行われていた対面式の養成研修で培われてきた地域、サポーター間の繋がりの醸成を意識し、オンライン環境でも円滑なコミュニケーションが図れるように仕組みづくりを行いました。養成研修を経て、三市それぞれ新たにフレイルサポーターが誕生し、地域での活動をスタートさせました。

おうち時間を楽しく健康にすごす知恵(おうちえ)を公開しました

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による、高齢者の閉じこもりやフレイル進行を懸念して、「おうち時間」で気を付けてもらいたいポイント、暮らしの工夫などを集めたアイデア集「おうち時間を楽しく健康にすごす知恵(おうちえ)」を公開しました。この「おうちえ」では、「からだ」「くらし」「きずな」「こころ」の視点からコロナ禍で知っていてもらいたい情報や、日々の暮らしの中で実践できるようなチャレンジ項目などを掲載しています。
冊子として活用することも、1ページ単位でチラシ等として活用することもできます。ぜひご家族、ご友人、地域の皆さまへの情報提供、啓発ツールとしてご活用ください。お問い合わせは「ouhice@iog.u-tokyo.ac.jp」まで。

国内シンポジウム「東京大学が挑戦した高齢社会に関する教育」リポート

2020年3月7日(土)、IOG/GLAFS国内シンポジウム「東京大学が取り組んだ高齢社会に関する教育」が開催されました。当初、工学部2号館1階・大講堂で行われる予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の防止のため、学内一部関係者のみに限定して行うこととなり、会場も工学部8号館722及び702に変更されての開催となりました。
今回は6年間にわたって取り組んできたGLAFS教育活動を総括する意味で、午前の部はGLAFS学生による共同研究の成果発表。午後からはミドルセッション「GLAFSを振り返る」として、卒業生や在学生によるパネルディスカッション「GLAFSを通して得られた経験について」や、教員がパネラーとなった「複合領域型の教育プログラムを考える」が行われました。