シニアのためのおうち時間を楽しく健康に過ごす知恵 シニアのためのおうち時間を楽しく健康に過ごす知恵

高齢社会総合研究機構
教員・研究員からのリレーメッセージ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が懸念される中、外出自粛によるシニア世代の健康低下に対する不安が広がっています。

このような状況だからこそ、「健康のためにできることは何か」「人とのつながり、地域とのつながりをどうやって保つことができるのか」、「新しい生活様式を模索する中で、改めての生活の中の工夫とは」、高齢者の方々の健康と暮らしのために発信できることはないかと考えました。

私たち高齢社会総合研究機構は、超高齢社会に向かう中での総合的なまちづくり戦略として、多くの地域と連携し、それぞれの住民の方々と、そして高齢者の方々と一緒に研究を進めてきました。

医学、工学、社会学、情報学など様々な専門分野の教員・研究員より、「いま、伝えたいこと」をリレーメッセージとして掲載します。

皆さん一人一人の顔を思い浮かべながら、皆さんの大切な方に、このメッセージが届くように願っております。

(2020年5月8日更新 東京大学高齢社会総合研究機構)

第1回

今こそ、ご高齢の方々の健康のために、みんなのために

飯島勝矢 飯島勝矢
東京大学 高齢社会総合研究機構 機構長・未来ビジョン研究センター 教授

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るう中、外出を控えるご高齢の方々も多いと思います。(略)でも、ずっと家に閉じ込もって動かずにいたり、結果的に食事を抜いてしまったり…(本文はこちら)

第2回

自粛生活の住まいとコミュニティ

大月敏雄 大月敏雄
東京大学 高齢社会総合研究機構 副機構長・東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授

平常時のまちづくりにおいては、個人生活を大事にしながらも、家に閉じこもりきりにならないで、必要に応じて近隣の人々とつながりながら、楽しいコミュニティライフを謳歌するというのが…(本文はこちら)

第3回

暮らしを楽しみ、社会がつながるアイデアを

菅原育子 菅原育子
東京大学 高齢社会総合研究機構・未来ビジョン研究センター 特任講師

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、いま私たちの暮らしは様々な影響を受けています。わからないことや予想がつかないことだらけですので、不安でとても弱気な心持ちになることも…(本文はこちら)

第4回

“ピンチをチャンスに” 前向きな気持ちになれるように

孫輔卿 孫輔卿
東京大学 高齢社会総合研究機構・未来ビジョン研究センター 特任講師

(略)3月から始まった外出制限の疲れを抱えながらも長期戦を想定した生活の工夫、心構えが今まさに必要ではないでしょうか。まず、健康をしっかり保つことが大事です。規則正しい生活…(本文はこちら)

第5回

今こそ、自宅でできる運動の継続を!―テクノロジーを参考に新しい生活スタイルをー

田中敏明 田中敏明
東京大学 高齢社会総合研究機構・先端科学技術研究センター シニアアドバイザー
北海道科学大学保健医療学部 教授

東日本大震災後の2011年5月、岩手県宮古市、宮城県名取市、福島県いわき市の避難所における高齢者の身体活動調査を実施しました。その結果、震災前に日常生活に支障がなかった…(本文はこちら)

第6回

ウイルスの流行は動物の世界にもある ~人間だからできること~

高瀬麻以 高瀬麻以
東京大学 高齢社会総合研究機構 特任研究員

(略)普段は家でゆっくりと過ごすことが休息になりますが、自粛が課され、さらにその期間がどのくらい続くかの見通しがつかない状態では気分も塞ぎがちになります。でも実は、ウイルス…(本文はこちら)

第7回

本当は怖い、外出自粛~衰え知らずの自粛生活のポイントは?~

田中友規 田中友規
東京大学 高齢社会総合研究機構 特任研究員

(略)食事をついつい簡単なもので済ませたり、趣味やお喋りなどの楽しみも限られていませんか?実はこういった「動かないこと」によって、心身が衰え「フレイル」が始まってしまうことが…(本文はこちら)

第8回

あなたらしい生活スタイルを築くために

中村美緒 中村美緒
東京大学 高齢社会総合研究機構・大学院新領域創成科学研究科 特任研究員

(略)自粛当初は、“これまで忙しくてできなかったことをやろう、掃除とか、料理とか、運動とか…”と思っておりました。しかし、時が経つにつれて掃除もひと段落し、一人で食べるためだけに…(本文はこちら)

第9回

私たちの暮らしと文明の利器

二瓶美里 二瓶美里
東京大学 高齢社会総合研究機構・大学院新領域創成科学研究科 准教授

私たちの体には、ウイルスや細菌から身を守る生体防御システムが備わっています。生体防御システムは、直接的に制御することはできませんが、私たちが行動することで、それを維持することが…(本文はこちら)

第10回

いまだからこそ、食で楽しく心身を健康に

内山奈美 内山奈美
東京大学 高齢社会総合研究機構 協力研究員/キユーピー株式会社

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、行動が制限されたことで、私たちの日々のくらし、家族や友人とのつながりの持ち方などに、大きな変化がありました。すこしずつ出口が…(本文はこちら)

第11回

おうち時間を、お口の健康を見直すきっかけに

永谷美幸 永谷美幸
東京大学 高齢社会総合研究機構 協力研究員/サンスターグループ

(略)外出を控えることにより、暮らしの中の楽しみが減ってしまったと感じられているかもしれませんが、自由な外出ができない今だからこそ、今できることに前向きに取り組むきっかけに…(本文はこちら)

第12回

改めて「食べること」を見直すきっかけに

泉綾子 泉綾子
東京大学 高齢社会総合研究機構 協力研究員/株式会社フードケア(管理栄養士)

(略)当たり前が当たり前でなくなった今でこそ、改めて自分自身の健康(からだ)と向き合い、今一度日々の生活を見直すきっかけになるのではないでしょうか。これを機に、感染予防のための…(本文はこちら)

第13回

新しい生活様式に彩を

乾裕之 乾裕之
東京大学 高齢社会総合研究機構 寄附プロジェクト担当研究員/イオン株式会社

日本では緊急事態宣言が解除されるも、5月30日には世界の1日の新規感染者数は13万4000人を超え、過去最多を更新したとの報告がされました。感染症のリスクを思い知ってしまった我々が、日々のくらしで「いまできること」は…(本文はこちら)

第14回

心を健やかに整え、ほんの少しだけ先を描く

梅本大輔 梅本大輔
東京大学 高齢社会総合研究機構・先端科学技術研究センター 特任研究員

緊急事態宣言の中、皆さまがどのようなお気持ちでお過ごしになったか想像が及びません。私自身も、自粛生活を乗り切ることに精一杯です。私の専門を一言で表すとまちづくりですが…(本文はこちら)

(他メンバー執筆中・順次公開予定)